水草レイアウト水槽立ち上げ十週目と水槽大掃除
30CUBE水草レイアウト水槽10週目の様子
恒例のハイグロフィラ・ピンナティフィダのトリミング。
コンスタントにトリミングしているので、脇芽が良い感じに匍匐して前景から中景のアクセントになってくれています。
調子が良いのかどうか分からないブセファランドラ・グリーンウェービー。
少し成長した新芽がなんでかぽろっと取れてプカプカしていたので、
少し寂しかったこの空間に、水草用ボンドで石に着けてイン。
ちょうどここに何か欲しかったんですよね。バランス良くなった。
水槽大掃除
プロレイザー(ADAのスクレーパー)でガラス面から。
これする時にいつも流木や石の配置に後悔するんですよね。
こだわってやったけどここ掃除しにくってなる。わかるーって方きっといるはず。
ガラスパイプ
見て見ぬふりをキメ込んでいたガラスパイプ。
大変お見苦しい画像申し訳ございません。
ガラスパイプは綺麗だととてもスタイリッシュだけど、汚れるとほんと見栄えが悪い。
そろそろ年貢の納め時だということで、重い腰をあげました。
意識高い系ハイター。ADAのスーパージィでつけおき洗い。
こちらのスーパージィは界面活性剤が含まれていないので、生体に優しいんです。
時短の為、ドバドバ入れちゃいます。
合間にADAスプリングウォッシャー(湾曲しているガラスパイプでも洗浄しやすいブラシ)でパイプウォッシュします。ごしごし。
はい美しい。
フィルター
そして今回は前々からやろうと思っていたフィルターのお掃除も。
フィルター清掃過程の画像は見苦しすぎるので割愛。
ろ材のパワーハウスソフト、エーハイムサブストラット、粗めのスポンジはそのまま変えずに飼育水で優しく洗浄。バクテリアの為です。
何度か記事に登場している、我が水槽ペーハー問題の救世主であるリバース・グレインソフト6.8。時期は早いですが入れ替えました。
ウールマットと活性炭のブラックホールも新しいものに変えました。
フィルター掃除の大詰め、給水パイプからフィルターに水を通すための呼び水。
フィルターによっては自動で呼び水してくれる物もありますよね。
我が家のフィルターにはその機能が付いていないので呼び水しなければいけません。
呼び水用のポンプもあるのですが、結構なお値段なので、排水側のホースから口で吸って呼び水します。
エコノミー&エコロジー。
エア噛みする事もなく今回は事なきを得ました。
パイプ類を設置し、フィルターを稼働させてから減った水を足して
完了〜。
ガラスパイプが綺麗だと気持ちがいい。
ショートヘアーグラスの成長があまりよろしくないので、浮き草を間引きしました。
終わりに
半分程の水換えになったので、バクテリアを二種類、アンモニア、亜硝酸を分解して無毒化するものと、有機物を分解し、白濁りなどを予防してくれるものを入れました。
ブラックホールが効いているのか、水が綺麗。
デンシフローラムの芽吹き
子供達と見ていた「思い出のマーニー」
ついつい見入ってしまい、ブログを書く時間が遅くなってしまいました。
美しい自然の風景描写、ネイチャーアクアリウムやっている人に嫌いな人いないんじゃないだろうかジブリ作品。
さて、先日アローディアに葉っぱがついてきたよ〜って記事を書きました。
Alluaudia procera
まだまばらですが葉も大きくなり色も増してきました。
一方、同時期に迎え入れたパキポディウムのデンシフローラムですが。
Pachypodium densihflorum
ようやく芽吹き始めました。
トゲトゲのパンクな容姿ですが、人差し指を上げているみたいで愛らしくもあります。
以前から言っていますが、植物達を外に出すタイミングを見計らっています。
私が住んでいる地域の昨年の気温を見ていると、4月の中旬あたりからなら出せそう。
たまに最適気温が10度を切る寒い日もあるみたいだから、予報を見て夜間は入れてあげたりしないといけないかもです。
早く外に出したい気持ちと、まだもうちょっと室内で愛でたいという気持ち。
相反する〜
水草レイアウト水槽立ち上げ九週目 ダイジェスト
前置き
まだ理想の水草レイアウト水槽にはなっていませんが今回は中間点として、立ち上げからこれまでのダイジェストを書こうと思います。
立ち上げ
水草水槽の立ち上げは約2、3年ぶりぐらいでしたかね。
水槽は立ち上げる時が一番わくわくします。
使っている素材はブランチウッドにアク抜き流木として売られていたモノ、そして石は万天石を使用しました。
ソイルは信頼と実績のアマゾニア。
初めて水槽を立ち上げた時、注水時の流木ぷか〜による下草ぷか〜で、水槽濁りまくりのカオス状態に心をへし折られましたがここは経験の賜物です。今回は流木もしっかり固定し、特に問題もなく立ち上げることができました。
立ち上げ1週目
立ち上げ直後は、流木に巻いたミクロソリウム・セミナローとボルビティス・ヒュデロティは購入した時からあった葉をそのまま残して入れていたのですが、一から綺麗に生え揃って欲しいと考え直し、丸坊主に刈り込みました。
パイロットフィッシュとしてグリーンネオンを迎え入れています。
5匹導入し、今の所は一匹も落ちていません。
立ち上げ3週目
ハイグロフィラ・ピンナティフィダを追加。
ミクロとボルビは少しずつ新芽が出来てきました。
この時はPH(ペーハー)が7越えから下がらないという悩みがあり、弱酸性の軟水を目指せ!という事で、フィルターのろ材を一部パワーハウスソフト(PH上昇抑制効果がる)に変え、フィルターの中にリバースグレインソフト(PHを調整、KH、GH降下とコケ抑制)を入れました。
これが功を奏してか、ここから水草の成長が早くなりました。
立ち上げ6週目
ショートヘアーグラスもランナーを伸ばすようになり、グロッソスティグマを新たに追加しました。
この後、ショートヘアーグラスをベリーショートにしてやろうと刈り込みます。
ミクロとボルビは続々と新芽が。
陰性みたいなフォルムだけど有茎草なピンナティフィダ。やはり成長が早く、すでに何度かトリミングしています。
富栄養化によるコケ対策として、浮き草のアマゾンフロッグピットも入れました。
そして現在、
立ち上げ9週目の30CUBE水槽
トリミングをして前景は少し寂しいですが、中景のプチナナは新芽を出し、溶けかけていたブセからも新芽が見られ、ピンナティフィダに関してはランナーを伸ばして新天地で展開しようとしています。
中後景のミクロとボルビも期待通りに成長してくれています。
ミクロ、ボルビがブアッ!こんな所からもピンナティフィダが!?
を期待しています。
いらっしゃいディッキア
Dyckia
アガベに続くmy favorite植物のディッキア。
アロエ?って言われがちな植物。
ブロメリア科の植物ですが、ブロメリアは別称でパイナップル科。
そう、ディッキアはパイナップルの仲間なのです。
今の我が家には、先日株分けの記事で書いたDyckia Keswickディッキア・ケスウィックがいます。
そして今回新たに迎え入れた、
Dyckia Arizona ディッキア・アリゾナ
アリゾナの子株です。
アリゾナは子株を出さず分頭で増えていくって聞いた事があるからこれはオリジナルではないのかな?
ハイブリットかもですが親株の画像、赤い葉に白いノギがめちゃくちゃ好みだったので購入しました。
厳つく育ちそうな予感しかしない。
そして、
Dyckia Goehringii ディッキア・ゴエリンギー
このゴエリンギーは小さい株ですが、成長した大きな株の猛々しさったらない。
名前もなんか堅牢な感じでいいですよね。ゴエリンギー。
こちらもハイブリットが多い種で、購入時には何も書いていなかったけどどうなんだろう。
奥の深鉢に入れようか、手前の浅型のボールに入れようか迷ったのですが、
浅型のボールに植える事にしました。
成長が楽しみ。
終わりに
朝晩の気温が上がってきたらディッキアは外で腰水にして育てたいと思っています。
夏の腰水で成長したいつかのディッキア。
早くあったかくなって!
アデニウムの植え替え、剪定
前置き
先日、アガベとディッキアの植え替え、株分けをした記事を書きました。
アガベもディッキアも外で冬越ししているので温度に関しては大丈夫だと思うのですが、雨に濡らしたくなくて、小洒落た簡易温室をDIYしようか悩みましたが上手く作れる自信が全く無いし、時間もあまり取れないので、取り急ぎ某ホームセンターで小さな簡易温室を購入する事に。
通気性に関して少し心配。
植え替えの時なんかの作業台も欲しいし、温室も立派な物に憧れるけど買えないのでほんと作りたい。考えよう。
さてさて、本題の
アデニウムの植え替え
アデニウムは我が家にはアラビカムが二つあるのですが、一つの鉢の水はけがどうも悪いように見えて、根腐れが怖いので植え替えを、そして光量が足りなかったからか、徒長していたので剪定もする事に。
植え替えと剪定をするので、かなりストレスかもですが、成長期に向けて思い切ってやりました。
まずは植え替え。
今の所はぶよぶよしていませんが、してきそうな雰囲気が・・
使用する用土は、前回アガベ、ディッキアの植え替え時にブレンドした用土に少し赤玉を足したものを。
剪定
徒長しているのとは別に、今回剪定しようと思った理由に幹を太らせたいというのもありました。
ちょろっと葉が出ている枝を残して、他の枝を熱を入れたカッターで切ります。
切った先から出てくる白い液は触るとかぶれる事があるそうです。
そして切り口に殺菌剤をぬりぬり。
これで完了。
もう一つのアラビカムも
ついでではないですが、鉢を黒のプラ鉢に統一したいと思い、もう一つのアラビカムも植え替えする事に。
こちらは立派なおいもさん。
もう徒長しているけど枝あり過ぎて何処を切ればいいのか分からないのでこれはそのまま。
終わりに
剪定したアラビカム。ぶよぶよにならなければいんだけど、気になってちょこちょこ触って確認してしまいます。
進捗状況はまた追記するか、別の記事にしたいと思います。
水草レイアウト水槽立ち上げ八週目
立ち上げ8週目の30CUBE水槽の様子
ミクロソリウムセミナロー、ボルビティスヒュデロティは徐々に新芽が出て理想に近づいてきています。
しばらく測っていなかったPH
PH 6.3
うん弱酸性。パワーハウスとリバースグレインソフトが効いている様子です。
次連休が取れる時にでもフィルターを掃除する事にします。
フィルターとガラスパイプ掃除するのに2連休は欲しい。
ハイグロフィラピンナティフィダ
さすが有茎草、成長が早いピンナティフィダ。
縦に伸びてきているものをカットします。
伸びているこの葉がザ・ピンナティフィダって形だけどこの水槽に求めているものはこじんまりした姿。
大暴れしないうちにこまめにトリミングしないと。
脇目がしっかり出てくれていますね。でもこの脇芽が今後どうなっていくのか想像がつかない。
想定している水景とは違うものになりそうな気がするけど・・
締めの簡易Biotop
アマゾンフロッグピットが水面を覆い尽くさんばかりだったので、妻が友人から貰ってきた、めだかを入れてある簡易ビオトープバケツに勝手にぶち込みおすそ分け。
また機会があったらこのビオトープバケツを紹介したいと思います。
Parosphromenus linkei リンケイ・リコリスグラミィ
本文とは関係の無い前置き
IOSをアップデートしてからなのかな、Safariを開くと結構な頻度でフリーズします。
白い画面から進まない。
リーダーを表示する、で見れることもあるけど、そんな事しなくても見せて欲しい。
私は新たな機能だとか、覚えるのが煩わしかったりするでアップデートは極力したくない派なのですが、しばらくしていなかったのでそろそろしないと時代の波に乗り遅れちゃうと思ってやったらこれ。
検索エンジンを変えれば済むんだろうけど、そうゆうのは違う。
なにせ解決策を検索するのにもフリーズ。イラッ
でもこれ、バグ修正するのにもアップデートが必要ですもんね。
風の噂でもうフリーズしなくなったよ。って聞いてからアップデートしよう。
さて、本題です。
リコリス・リンケイ
過去記事のこちらで少しお披露目しました我が家のリコリスグラミィのリンケイ。
迎え入れ当初は記事にしていた通り、流木の陰に隠れて全く姿を見せていなかったのですが、現在は我が家の環境にも慣れてきたようで、餌やりの時間以外にも前面にも出て来るようになりました。
ただ、未だにカメラを向けるとシュルシュル〜っと流木の陰に隠れてしまうのでなかなか綺麗な写真を撮るのが難しい。
体色も徐々に上がってきています。
おちょぼ口が愛らしい。
学名は「Parosphromenus linkei」
パロスプロメヌス・リンケイ
ホグワーツで誰か唱えてそうな学名ですね。
リコリスグラミィはラビリンスフィッシュの中でも最小の部類に入る魚。
ラビリンスフィッシュってなんだかラブリーな魚なのかなって響きだけど、ベタなんかもそうですが空気呼吸できるラビリンス器官がある魚の事で、ラビリンスとは迷路だとか迷宮の事なんだそう。全然ラブリーではありません。
分布
リンケイはボルネオ島のインドネシア領カリマンタンの西部に分布しているリコリスグラミィ。
ワイルドベタもそうですが、ボルネオ島の熱帯魚に惹かれるんですよね。
水草のブセファランドラもそうですが、派手じゃないんだけど美しくて渋い色彩が好み。
繁殖形態
浮き草などに泡巣を作りその中で卵を保護するバブルネストビルダー。
リコリスのハーベイを飼育していた事はあるけど、繁殖どころか泡巣を作っている所すら見た事がない。混泳させていたからかな。
口の中で孵化させて一定期間育てる繁殖形態のマウスブルーダーでは、ベタ・アルビマルギナータで何度か成功させた事があります。
特徴
体側に斑紋があり、パールスポットに彩られたヒレがとても綺麗。
じっくり飼い込むと美しい体色になっていく系フェチです。
そしてもう一つの特徴。ピンテールの尾ビレ。
迎え入れた直後はこんなにはっきりピンテールじゃなかった気がするけど見えなかっただけかな?
縄張りやメスを争う際に、ヒレを全開にして闘争するフィンスプレッディングの時には体色MAXになるのですが、今の所闘争している場面は見受けられません。
我が家のリンケイは草食系リコリスなのかな。
ただ、なかなか前面に出てこない一番サイズの大きな子は流木の影でひっそり発色しています。
青く光っている美しいヒレ、ご覧いただけますでしょうか。
もっと綺麗な写真を撮りたいんだけどもとにかくシャイボーイで・・
終わりに
PH5〜6の清浄な軟水で飼い込む事でより発色が良くなるとの事。
最近油断してPH測ってないから次メンテナンスする時きちんと測ろう。
30CUBE水槽、苔問題もあるのでサブフィルターも検討しています。