水草水槽、苔の原因と対策
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水草水槽を作り込んでいる時は常に苔と戦っています。
現在も水草の葉に着く苔で悩み中。
目指すは苔無し水ビッキビキの水草モリモリ水槽だ!
という事で、今回はこの30 CUBE水槽の苔の原因と対策について考えます。
考えれらる苔の原因
栄養素のバランス
水草の三大栄養素。リン酸、窒素、カリウム。この3つのバランスが崩れると苔が発生すると言われています。
リン酸を栄養源として成長する苔はあの忌々しい黒ひげ苔。
光量
光量が強い、照射時間が必要以上に長くても苔の発生原因になります。
現在の30CUBE水槽はヴォルテスで8時間照射しています。
水流と流量
流量は強すぎても弱すぎてもダメ。
気のせいかもだけど、強すぎる所には頑固な奴が着くイメージ。
止水域になっている所にも着いていますね。
メンテナンスフィッシュ
苔を食べてお掃除してくれるお魚やエビの数。
少なすぎると予防にもならないし、多すぎても栄養過多になったりひいては水質悪化に繋がってしまう。
上記を踏まえた対策
カリウム液肥を添加
前回記事にしましたが、リン酸、窒素は餌の食べ残しや、生体のフンから発生しますが、カリウムは水槽内で自然発生しにくい栄養素。
これに関しては、水草の成長促進も考えカリウム液肥を添加する事にしました。
これでバランスが取れるだろうか。
リバースリキッドフレッシュの添加
イオン吸着力により酸化物を総合的に除去してくれる水質調整剤のこちらを水換えの際に添加。
生体の胃腸も整えてくれるんだそう。いい薬です。
照明の照射時間は変えず
カリウム添加により水草の成長を促進させて、苔に与える栄養を水草に吸ってもらう事で苔の増殖を阻止する。という考えから照射時間はそのままで。
水の流れを変える
まずは水が動いていない場所が無いかの確認。
リバースリキッド(白濁するので)少しだけスポイトで怪しい場所に添加し、水の流れを確認。まったく動いていない場所がありました。そこにある水草の成長が遅いのは水流のせいなのかな。
割り箸などに糸をつけて確認する方法もあります。
写真の様に、右側中央から突き当たりのガラス面に水流をあてなるべく止水域を作らない様に設置位置を考え、配置しました。
給水パイプの位置も変えたかったけど場所が無い為断念。
熟年レイアウターは最初からそういう事も考えてレイアウトを組んでいくんだろうな。
オトシンを追加
ヤマトヌマエビとミナミヌマエビは十分足りている(むしろ多いぐらいかも)ので、今回オトシンクルスとオトシンネグロを追加しました。
可愛い。
終わりに
苔の種類によって発生原因、対策も変わってくると思いますが、我が家の水槽はこれで様子を見ようと思います。
ブランチウッドに群がるヤマトヌマエビ。
なんかウケる